音楽療法士の三井さんの音楽療法スペース沙羅はとても幸せな空間です。お庭の美しい風景を観ながらカフェを楽しみ、冗談話で盛り上がり、そしてやおら楽器を取り出して歌ったり演奏したりという、まさに至福の時。ジャズで例えると、マイルスデイビスのリラクシンが流れているような世界ですね。ある時、三井さんから音楽療法のお話を伺い、体験もさせていただいたことがありました。三井さんによると「人と人との繋がりを深める」「思いを言語化し相手に届ける」「自分の能力を誰かのために発揮する」「自己開示する」「『聴く』の芯には『待つ』という営みがある」「傾聴力を高めるには、無条件のリスペクトが必要(ありのままのその人を受け入れる)」「心を閉ざしている人こそ受け入れられたい」などが音楽療法の根っ子にあるとおっしゃいます。まさにこれは私の考える教育の本質とつながっていると強く共感しました。では体験風景を少しだけご覧ください。