今日は「しもまっち貸しますプロジェクト」として、前沢高校の部活動を頑張る生徒たちに、学習や進路のお話をしました。途中10分のブレイクを入れましたが、3時間ぶっ通しで行いました。校長先生副校長先生とも最初から最後までおられて、生徒、保護者と一緒にアイスブレイクやワークショップも楽しんでくださいました。
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ところで今回は、ワークの一つとして、ホランドの6角形を取り上げました。
ホランドの6角形とは、アメリカの心理学者のジョン・L・ホランドが、職業人のパーソナリティの特徴を6類型に分類し、それに対応するキャリアクラスタを六角形の頂点に配置したもので、各頂点の頭文字をとって、RIASEC(リアセック)とも言われています。
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ここで、6つの頂点の配置がポイントで、隣接する領域は類似性、関連性があるとされています。すると、いわゆる研究志向の適性タイプを I とすると、それはR(技術)やA(芸術)にもまたがっていますね。ホランド理論によれば、慣例にとらわれず、創造的な活動を好む人は「芸術的」に分類されるようですので、詩や小説など文章を書く行為も創造的で自由な発想にこだわる芸術的カテゴリに含まれるとのこと。すると、数学も実はそういうクリエイティブでクリティカルな考えが根本にあるはずなので、芸術系と適性がまたがるのも頷けます。私は、以前から、ホランドの六角形という立場で考えると、RとIではなく、IとAの間の適性があるのではないかと思っていました。
今日のワークショップで、生徒や保護者の傾向を見て面白いなと思い、家に帰ってから私もやってみました。思った通り、私は極端にRが低く、Iが強いことが判明しました。AとSが強いのは私の中に「しもまちこ」が棲んでいるからと勝手に決めました(笑)。
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これを自分でもやってみたい方は質問用紙のPDF版を以下にあげておきますのでお使いください。数学のデータ分析の授業で取り上げても面白いと思いますよ。
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