日本親父ギャグ連盟加盟団体アンハッピー協会なる組織があるらしい。幸せに関するワークショップやイベントで何度かご一緒させていただいている齋藤みずほさん(キャリア・クエスト)がどうやら火付け役のようです。この教会の目指す目的は、世界からunhappyを減らし、餡ハッピー(餡に起因するハッピー)、案ハッピー(何らかの企画を起案するハッピー)、など「あん」に関するハッピーな発信を行い、幸せを感じられる世界を追求するとのこと。ちなみに、みずほさんは、「餡ハッピー」とともに、「ふしあわせ(節あわせ)」という、音楽のセッションによって幸せ感を高めるという話もされています。
「unhappy」「ふしあわせ」を語りつつ逆説的に幸せを広めていこうという洒脱で遊び心のある取り組み、大好きです。そんなわけで、私も「私のあんはっぴい・ふしあわせ物語」をこのブログで連載してみたいと思い立ちました。
第1回は「ふしあわせで永遠のしあわせを」というテーマで語ろうと思います。
私のあんはっぴい・ふしあわせ物語 その1 ふしあわせで永遠の幸せを
昔、修学旅行の引率で奈良の薬師寺に行ったとき、和尚さんがこんな話を生徒たちにしてくれました。
げんこつを握って、指の「節」どうしを合わせるのは、互いに我を張りあって、相手を認めようとしないことを表します。それは「節合わせ」=「不幸せ」ということです。
皆さんは、掌にある「皺」どうしを合わせてください。これは他人や自分自身に感謝の心を持つことにつながります。これが「皺合わせ」=「幸せ」ということです。
なるほど、さすがです。うまいことを言うなあと思いました。
でもね。「節合わせ」にはもう一つの見方があるんですよ。では、皆さん一緒にやりましょう。まず、両手のそれぞれの指先どうしを合わせてください(下写真)。
できましたか。ではその状態で、親指だけを離すことができますか。できますね。では、人差し指はどうでしょう。中指、薬指、小指もやってみてください。全部できますね。
今度は中指だけ、指先ではなく、第一関節どうしを「節合わせ」にしてください。残った指は、そのままですよ(下写真)。
さあ、この状態で、親指を離せますか。離せますね。人差し指も大丈夫ですね。では小指はどうでしょう。余裕で離せますね。では、薬指はどうでしょう。中指の節を離してはだめですよ。どうでしょう。できませんね。そうなんです。中指を「節合わせ」にしていると、薬指だけはぴったりくっついたまま離れないんですね。それは永遠の絆、恒久の契のように思えませんか。エンゲージリングを薬指にするのはこのためだという説があります。
つまり、「節合わせ」によって、永遠に続く幸せを手にすることができるという例えなんです。
さて、この中指だけ「節あわせ」にした状態をじっと眺めてみてください。
親指と中指でハートができあがっているのがわかりますか。
節あわせによって、幸せのハートが生まれているんですね。
はいお粗末さまでした。今日はここまで~。
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